黒点病の発生と安全性について
黒点病の発生要因
5月に花が咲いて受粉した果実は様々な病害虫と戦うために自己防衛をします。果実の表皮に外敵が侵入すると
特殊な物質や方法で防除します。そのキズ痕が黒いシミや点(褐変化)したりカサブタ状(カルス形成)の果皮が残ります。
褐変化やカルス形成部は表皮にそのまま残ります。
果実の表皮の傷は自己防衛して出来たキズです。収穫期にはカビ菌やカビ毒は残っていません。
加工のおおまかな手順
- 収穫後は次亜塩素酸ナトリウムで殺菌洗浄します。
- 果実を搾汁します。川と果汁にわけて冷凍保管します。
- 必要に応じて原料を解凍し、果皮のキズ痕を取り除く作業(トリミング)を行いマーマレード、シロップ漬け、千切り皮などに加工します。